イエスタデイをうたって

昨日、命日って事で・・仕事も夕方からというのもあり、オカンと墓参りに。


あれから、１年。
もう１年か、まだ１年か。


正直、両方。
玄関の「空間」には随分慣れたけど、ふとした時に思い出したりね。あぁ、いつもあの場所からこっちを覗いてたな、とか。


偶に夢で会うけど、思い出そのままに元気で登場して。
どんなカタチであれ、単純に再開出来たのは嬉しいもので。


やっぱ、忘れられないモンですな。

  

http://www.hiroiro.com/entry/4025.html


↑で観れると思うんですがね・・何か・・ホント、全力やな、とｗｗｗ
一体どんな夢を見てたのやら・・。

癒されたと言えば・・えぇ、癒されましたｗｗｗ


あー、やっぱ犬はいいなぁ・・・。
や、そりゃそういう事思うと若干しんみりしますがね、未だ。  

・昨日深夜、ネタロウ君と今後の活動について話していたら、オカンが・・


「チャッピー、死んじゃったよ。」


と、一言。


そっか・・っていう感じだった。


下に降りて、いつもの位置に居るチャッピーを見た。
また起きるんじゃない？って思っていたら、横からオカンに、「息して無いよ。」って言われた。触れたらまだ体温は暖かった。なので、尚更うっすら目を開けるんじゃ無いかなって思った。暫く手を置いたままにしていて、息をしていないのをしっかり確認しても、違和感があった。今まで、ちゃんと鼓動を感じてたのに、今はしてない・・っていう、いつもと違う違和感。

その違和感が却って、現実を強調していた気がする。
そして、オカンに向かって自然と出た言葉が、


「よく、頑張ってくれたよね・・。」



・ここ数日、正直、いつ逝ってもおかしく無いなって家族全員思ってた。それほど、衰弱してた。呼吸も荒かったし、苦しそうに鳴くのは聞いていて切なかった。
好きな散歩も出来ず、自力はおろか、人の手を使っても手足が硬直して歩けない程、身体がどんどん駄目になっていって、床ヅレした傷口から体液が出たり、口からも力が無いせいか、液が足れっ放し状態だった。
こんな風までになっても、生きてなきゃならないのか・・と、何回も思った。見れば見るほど、単純に可哀相だなって。
それでも、話かけると・・耳は反応して、殆ど動かない手足を動かそうとして、身体を起こそうとする。そういうのを見ると、最後まで頑張れと思った。


ウチの両親は共働き。帰りは遅い。俺もバイトで同じく帰りは遅い。
夕方、両親が休憩をして、家を出たの最後に、チャッピーは家で独りになる。その間、姿勢がツラくても治してあげる事は出来ないし、水が飲みたくても飲めない。


そんな状態だから、ここ最近、家に帰ってきて、玄関を開けるのが嫌だった。居ない時に逝かないでいてくれよって、勝手な都合だけどさ。


今日は・・１番ヤバいかなってオカンは家を出る時言った。俺は昨日、疲れきった身体で帰ってきた時、今日もうこれは・・と、思っていたからホント、覚悟はしてた。昨日は、それはもうさ、疲れてたけど（３日寝てなきゃ誰だって疲れるわｗ）・・夜中に鳴く訳で。あやし・・とはちょっと違うけど、暫く撫でてやって、落ち着いたのを見計らって、また二階に戻るけど・・また鳴く訳で。そして、戻る俺。その繰り返し。俺が気付かないウチに寝てた時にはオトンが、オカンが様子を見ていた。


そしてオカンが今日は・・って言ったのを思い出しちゃって、バイト中に。亡くなった時の事を想像したら・・テンション↓になったりね・・。

バイトが終り、家に帰ると・・相当ツラそうだった。
頑張れよーって思いつつ、冒頭の通りタロウ君と話していたら・・。

それでも、俺とオカンが家に帰ってくるまで・・ホント、頑張って生きていてくれたと思う。待っていてくれたと思いたい。そして、俺は二階、オカンは一階へ各々の事をしていたいつもの状態になって・・確認してから・・逝ったんだな、と。


・元々、チャッピーは、捨てられるハズだった。それを俺がもらってきて我が家で飼う事になった。正直、俺の気紛れだった。

オカンは犬を飼うのを反対。面倒を誰がみるんだ、と。オトンは犬嫌い。当然反対。それでも、無理やり２人を言いくるめて飼う事に。

・元々気紛れだったので、徐々に面倒をみるのがおっくうになってきて、最初の頃の俺はチャッピーに対して扱いが良くなかった。散歩行ったふりしたりね。早く進めているゲームやりたいとかくだらない理由で。

結果、オカンが１番面倒をみて、懐かれる。オトンも犬嫌いだから、嫌々面倒みてたし、それは当然の事。そんな懐くチャッピーを見て、面白く無かった俺は、徐々に面倒をみつつも・・結局チャッピーは余り懐かった。

・チャッピーが、オカンを差し押さえて俺に懐く様になったのは、独り暮らしを終えて、東京から静岡に帰ってきた頃だった。今まで面倒見てたオカンが殆ど出ずっぱりで家に居なく、必然的にフリーターな俺が面倒を見る事に。

相も変わらず散歩させるのが面倒だった俺が変わったのは、散歩に行く時に、ホントに嬉しそうに散歩に行くチャッピーに気付いたからだ。
１日鎖につながれてて、大して身動き出来ないのだから、外に出るのは相当な楽しさだったんだろう。そんな簡単な事に今まで気付いてやれなかった自分が恥ずかしくなった。

昼、夜と散歩の相手が俺になる事が増えていくにつれ、家に帰ると尻尾を大振りに振って、真っ先にかけよってくるチャッピーを見て、オカンが、随分アンタに懐いたねとかボヤいたのを聞いて、ニヤリとした自分。



・・・何かここまで書いていて、色々あったなぁ・・とか、思い出しちゃったら・・もう、アカンｗ




１８年だもんな・・ホント、長生きしてくれたよ。




やっぱさ、明日から家に帰っても、居ないってのは・・朝、起きて、玄関見て居ないっては・・寂しいな。




そりゃさ、ずっと生きている訳じゃ無いからいつか終りはくるって解ってるけど。




オカンが、ポツリと言ったんだけど・・
「だから、生き物を飼うのは嫌なんだよね・・。」って。


１番面倒をみてきただけに、１番悲しかったんだろうな・・。
平静なフリしてたけどさ・・。


犬嫌いだったオヤジも、何時の間にかオヤジ也にチャッピーを可愛がってた。逝ったチャッピーを見て、何回も話しかけたり、撫でたりしてるオヤジを見て・・アイツは家族全員に愛されて良かったな、って思った。



書けば書くほど、キリが無い。




１８年、お前と過ごして楽しかったよ。





バイバイ。











  

玄関開けたら、包帯ほつれて床で悶えてたチャッピーと遭遇。おま、そんな暴れたら傷口が・・！！（゜Д°;≡;°Д°）


玄関の床の汚れ具合からしてかなり悶えてな、こりゃ。
うちは両親と自分が仕事の帰り遅いから・・どうしようも無いんだよなぁ・・(´・ω・｀)












で、まぁ・・身体洗って綺麗にした後、画像の通り包帯ぐるぐる。


左の穴は相も変わらずデカいままだけど・・右もちょっと大きくなってきたなぁ・・(´・ω・｀)
傷口から体液漏れるし、匂いはキツいし、挙げ句傷口はグロテスク(苦笑)
傷口は見慣れたはいえ、やっぱ痛々しいわ。床ズレ・・恐るべし・・。


とか、色々して一段落したら午前様の時間ですヨー。


大体毎日こんな感じ。


犬について、こういう日記多いけど、（mixiとかで）いつかは語れなくなる日が来るだろうし、後で読み返せばその時の事も思い出すだろうし・・。


とか、微妙にしんみり(笑)


さー、作業諸々やんべー(｀・ω・´)
  

遂にオムツ装着。
歩けなくなったし・・いやぁ、大変だわ(´・ω・｀)

  

↑昼間は、中々自力で立てずに吠える吠える。
足腰はもう、相当キてますな・・。



で、夜になって・・急に具合が悪くなって、ビックリ。
変な鳴き方をしていたので、様子を見にいったら・・海老ゾリになって、悶絶してまして・・「何事、（゜Д°;≡;°Д°）！？」と、かなり面食らいました・・その後、ピクリともせずに固まっていたので・・一瞬最悪な事を考えちゃいましたヨ・・。


何か、人間でいうと・・こむら返しみたいになってたんかなぁ。
寝てた時、変な格好してたし。


今は落ち着いて、すやすや寝てますが・・もう歩けなくなる時とかあるし、今日みたいに調子が悪いトコとかを見ると切なくなりますわ・・。


オカンが、「だから生き物飼うのは嫌なのよね・・。」


と、家に帰ってきてから犬の頭撫でながら言ってましたが・・生命に終りがあると解っているとはいえ・・やっぱ・・ねぇ！？
あ。オトンは最初、犬嫌いでしたが今はもうそんな事な無く、普通に可愛がってます。朝早く、散歩行ったり。


やっぱ１７年も一緒に暮らしていると・・もう家族だよなぁ。
あー・・こういう事を書くと、ちょっと切なくなるわぁ。



で、オカン・・居間でＴＶ観てますが・・、何でこのタイミングで・・、



マリと子犬の物語観てるのヨ・・。
  

気持ち良く眠ってますなぁ・・。
バイト行く直前に撮ったのですが、出掛ける時に一瞥もくれず、御覧の態度。


いってらっしゃいの目線とかくれヨー ←無茶言うな


多少、寂しいもんがありますなぁ・・。昨日は、俺がバイト行く時ついてきて、駄々こねて中々外から家の中に入らなかったくせに・・。

この気分屋めが！！←酷い(笑)


まぁ、もう高齢(１７年)なので走れないとか足腰がかなり参ってますが、散歩行きたがるし、食欲は旺盛。まだまだ元気だと思いたい。夜中吠えたり面倒はかかるけど、何だかんだいってういやつなので、頑張って長生きして欲しいと思う今日この頃。